婚姻届えとせとら

いざ結婚!ってなると、盛り上がりに比例してややこしくて面倒くさい挨拶だの、届出なんていうイベント事がたくさんあって少し憂鬱になりかけますね~。

でも、キチンとした一つの家庭を築くための大人のケジメなんですよ、これって。大切な人と大切なときを一緒に歩んでいくはじめの一歩だからこそお二人でがんばってほしいものです。

■婚姻届と入籍届けのちがいって?!
■婚姻届の提出えとせとら
■婚姻届に必要な書類は
■話題の婚姻届えとせとら

■婚姻届と入籍届けのちがいって?!

そもそも、「婚姻届」と「入籍届」ってまぎらわしい言葉だけど何が違うの?っていう声をよくききますね。

まず簡潔!に説明します。
結婚したいんだったら→「婚姻届」なんです。役所にはぜひとも「婚姻届」の用紙を取りに行ってくださいね。まかり間違っても「入籍届」ではありません。
「婚姻届」でひとつの戸籍が新しく作成されるんです。ひとつの新しい家庭ということですね。

でも、有名芸能人が結婚したときにはワイドショーなどで「○○さんと□□さんが入籍!」なんていう記事を目にしますよね。でもそれって、実際は戸籍が新しく作成されますから「入籍」という言葉は誤りだという意見もあります。

では「入籍届」とは、婚姻とは全然違うんです。おおまかに申せば、家族が増えることや養子縁組などで戸籍の内容が変更されることのようです。とても細かい内容のようですのでこちらでは省かせていただきますね。

■婚姻届の提出えとせとら

ふたりだけで記入し、押印してしまえば提出できるわけではありません。

婚姻届には「証人」が必要となります。民法739条で「婚姻届は成年の証人ふたり以上が署名した書面で、またはこれらの者から口頭で、しなければならない」とあるようですから、おふたりをご存知の成人の方を最低二人にはお願いしないとならないようです。

そこで、「じゃあ誰にお願いするか?」もお二人で相談しましょう。

おふたりの前途を祝してくださる方となると、やはり気を遣わないことを理由に各々のご両親パターンをよく伺いますが、友人や知人の方もあるようです。今までのいろんなストーリーやケースがありますものね、きまりはないわけですからおふたりで話し合いましょう。

ついでに「婚姻届」提出のタイミングはいつなの?で話し合いも必要。

挙式披露宴の当日だと、なにかとせわしいもの。本人が提出しなくても代理人が提出も可能だけど不備があっては受理されないし・・・。だけど、せっかくの入籍ならお日柄の良い「大安」でやっておきたいし、お互いに大切な記念日に提出も素敵です!なおさら新婚旅行の前がいいのか、後がよいのかも迷っちゃいますよね。

周りの意見が多いのが「結婚式前の提出」パターンのようです。大きな要因は転居届と婚姻届を同時に提出しちゃえば住所と氏名の変更が一気に済ませられて便利だから、だそうです。海外の新婚旅行だとパスポート申請だって一気に済ませられますね。きまりはないけど、おふたりでしっかりと話し合いましょう。

■婚姻届に必要な書類は

用紙は基本的に全国共通なので、最寄りの役所で早めにもらいましょう。記入見本をもらえるところもあるようです。それから、書き間違えたときのための用紙は余分にもらっておくと安心ですね。

●婚姻届(署名・押印済みのもの)
●おふたりの印鑑
●おふたりの戸籍謄本(または抄本)ただし提出先の役所に本籍がある人は謄本などは不要
●本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)

くれぐれも提出の際に、不備がないように事前の確認をおすすめします。

■話題の婚姻届えとせとら

みなさんが提出されている婚姻届ですが、あまり知られていない意外な事実もあるようですね。

●自分の住民票が役所以外でも提出できちゃう!
●婚姻届を発行してもらった役場以外でも提出できちゃう!

つまりは、おふたりで立ち寄った旅行先で気が向いたら婚姻届を提出できちゃうわけです。でもって、やっぱり身元証明のための戸籍謄本だとかの証明は必要になるようですけど。

基本は窓口に提出すれば二度と返ってこない婚姻届ですが、そういった意外な点に目をつけた自治体や企業が地元発信や観光促進・キャンペーンのためにアイデアを凝らした婚姻届を作成し提供しているようです。自治体的には地方の役所に婚姻届を提出するついでに旅行もしてもらえると、その土地にお金が落ちるっていうお互いにとってもメリットな「婚姻届」もいまどきですね。

●フォーマットを守れば、ある程度のデザインが可能になっちゃう!
●婚姻届もネットでダウンロードで出来ちゃう!

なんだかいろんな楽しくてかわいらしいデザイン婚姻届を製作してくださる会社や自治体もあるのだそう。役所のものだと無料ですが、別途デザインされたものは別途費用が要されるようです。おふたりで探してみるのもきっと楽しいですね。せっかくの人生のけじめはきちんとこだわりをもちたいですね。