ハーバリウムアレンジの捨て方

皆様はハーバリウムアレンジを捨てる時、どうしてますか?
ご存知の方も多いとは思いますが、普通の油の捨て方と同じでよいのが特徴。しかもハーバリウムオイルは「燃えるゴミ」に出して良いのです。

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス


私も普段、お店でサンプルなどを制作するのですが、展示期間が長いと作品の色落ちも気になるし、デザインに飽きが来ます。そういう時はサッと潔く捨てようとするのですが、最初の頃は新聞紙や紙をくしゃくしゃにした可燃ごみを袋に詰めて、そこに花材入りのハーバリウムオイルを吸わせて捨てていました。それで全然問題も無かったのですが、ふとスタッフ間で話して、これは使えるのでは・・・となったのが・・・

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス

パンパース!(お洒落に撮影してる風ですがモロ出しですみません)これ吸収率すごいんじゃない?!ってことで使ってみることにしました。

ここで、声を大にして言いますが、これはもう使うことの無い、廃棄予定だったパンパースです。うちのスタッフの子どもさんが使われていた残りで、もう使わなくて押入れで眠っていたものですよ~。新品はもったいないので使わないように!

で、使用してみてどうかと言いますと、めっちゃ吸う!ハーバリウムオイルでもめちゃくちゃ吸いました。パンパースすごいな・・・って本気で思いました。
捨ててて面白かったのが、オイルに染み出た花材の色。パンパースは白いですからね、綺麗な色でした(笑)お菓子のような飴の様な。ピンクだったりブルーだったり、オレンジだったり。

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス

赤の花材だからってハーバリウムオイルが赤くなるわけでもなく、黄色だったり、この花材からはこんな色が出るんだなっていう不思議さ。

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス

黒のアジサイからは黄金色のような、黄みがかった色だったり。

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス

長くハーバリウムオイルに漬けているとやっぱりずっと透明であるわけではないんだなと思いました。
よく店頭でもこれはずっと透明で飾って置けるんですか?と聞かれることもあるのですが、このまま何年も透明で維持するのは難しいとお答えしております。少なからず、薄くても色落ちはあります。

ただ、花材を少なくしたり、本当に薄い色でホワイトなどの花材でしたら、捨てるときもハーバリウムオイルは透明でした。

ハーバリウムアレンジの捨て方/デコプラス

パンパースにハーバリウムオイルを吸わせて捨てる作戦は大いに成功。用途は違えど漏れもほとんどないですし、しっかり包んでしまえばポイッと簡単に捨てられます。
デコプラスの実験でやってみて、1枚のパンパースで200mlのビン2本分は吸収しました。(パンパースのサイズにもよります)

ただこれはデコプラスがやっている捨て方ですので、前面にオススメしているわけではございません。もしご自宅にもう使わなくなったパンパースがあったり、ペット用のトイレシーツだったり、吸収しやすいものであれば可燃ごみとして捨てられるのではという発見&実験結果でした。

【基本的な捨て方】
不要になったオイルは流し(下水道)に捨てないでください。
法令により投棄は禁止されております。
サラダ油の廃棄と同様に空の牛乳パックなどに新聞紙や古布などを詰め込み、その中にオイルを浸み込ませ、可燃ゴミとして廃棄してください。